戦略: 世界の死因の第1位は心臓病で、左心室の収縮不全による心不全がその筆頭です。 十分な数の心室筋を移植すること、これが収縮不全の心不全(HFrEF)の抜本的な治療になりうる、現状でベストのアプローチであると考えています。
対象疾患: 収縮不全による心不全を対象としています。これには、拡張型心筋症(DCM)、陳旧性心筋梗塞(OMI)、拡張相肥大型心筋症(D-HCM)などが含まれます。
開発品: 他家iPS細胞由来再生心筋
投与経路: 心筋内投与
心臓病治療としては先行するパイプラインのHS-001(他家iPS細胞由来再生心筋の心筋への投与)以外に、免疫拒絶反応の無い自家iPS細胞やHLAをノックアウトしたiPS細胞を利用した心筋作製の研究を進めています。また、より簡便で多くの施設で実施可能な投与方法についても他企業と共同で研究をしています。