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心臓病学のトランスレーショナルリサーチの世界的な研究者であるMassimiliano Gnecchi先生がHeartseedで講演を行いました。

Heartseed株式会社(本社 東京都港区 代表取締役社長 福田恵一、以下Heartseed)は、2024年4月5日、イタリアのPavia大学心臓病学教授およびIRCCS PoliclinicoのTranslational Cardiologyユニットの責任者であるMassimiliano Gnecchi先生 (MD、PhD、FESC)をお招きし、講演会を開催いたしました。

Gnecchi先生は、Harvard大学やDuke大学での重要な経歴を持ち、心臓病の基礎研究と臨床研究の間のギャップを継ぎ目なく埋め、世界的に著名です。また、国際細胞遺伝子療法学会 (ISCT) のヨーロッパ部門の元会長として、心臓病の細胞および分子療法の進展に貢献されてきたばかりでなく、欧州心臓病学会 (ESC) のCardiovascular Regenerative and Reparative Medicine (心臓再生・修復医学、CARE) ワーキンググループの議長に就任される予定です。今後も心臓病の細胞および分子療法の分野でリーダーシップと先見の明を示されることでしょう。

Gnecchi博士は、「細胞セクレトームによるパラクライン効果は、急性および亜急性の心筋梗塞(MI)の段階では有益であるかもしれませんが、心筋梗塞後に進行した心不全には不十分かもしれません。そのような進行した心不全に対しては、Heartseedがパイオニアとなっている心筋細胞の移植が有望なアプローチになるでしょう」と強調しました。彼はさらに、「これまでのLAPiS試験の結果は素晴らしいですし、Heartseedが迅速かつ成功裏に本試験を完了できることを願っています」とコメントしました。

HeartseedのCEOであり、慶應義塾大学名誉教授の福田恵一は、次のように述べています。「Gnecchi先生の訪問は私たちのチームにとって非常に有益な経験でした。彼の分野への深い貢献が、私たちにとって貴重な視点を提供し、私たちの将来の方向性を確実に形作ることでしょう。」また、福田は、「私が尊敬するアルベルト・アインシュタインとレオナルド・ダ・ヴィンチがPaviaと縁があることについて、その偶然に喜びを感じています。」と述べました。福田のオフィスには彼らの写真が飾られています。

Heartseedは、Gnecchi先生をはじめとする尊敬される専門家たちとの協力と革新的な考え方からインスピレーションを受け、引き続きiPS細胞を用いた心臓再生医療をリードしてまいります。

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Heartseed株式会社について

 Heartseedは心筋再生医療の実現化を目指して、2015年に設立されたバイオベンチャーです。iPS細胞から高純度の心室型心筋細胞を作製する技術、移植技術やiPS細胞の作製方法など、心筋再生医療の普及に必要な多数の独自技術を有しています。2021年6月にデンマークに本社を有する大手製薬企業Novo Nordisk社とHS-001の開発・製造・販売に関するライセンス契約締結を発表しております。これまでに 「Japan Venture Awards 2021」 において「科学技術政策担当大臣賞」を、「大学発ベンチャー表彰2021」において「文部科学大臣賞」を、Asia-Pacific Cell & Gene Therapy Excellence Awards (ACGTEA) 2022において、Most Promising Pipelines Awardを受賞しています。
より詳細な情報はウェブサイトLinkedinYouTubeをご覧ください。

本リリースに関するお問い合わせ先

Heartseed株式会社 取締役COO・広報担当  安井 季久央
〒105-0023 東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館5F
TEL: 03-6380-1068 FAX: 03-6457-4895 press@heartseed.jp